名前も
名前も呼んでくれなくなった
俺はちいちゃんに嫌われたがってるって言ってたのを思い出した。
嫌い嫌い大好き嫌い好き嫌い大嫌い嫌い
嫌いで固めたソレの中は好きだった私にとって
とても胸が苦しくなる彼の変化だった。
毎日何十回も呼ばれてた名前をピタリと呼ばれなくなるんだもん。
私だけ、彼に呼びかける日々。
嫌いになれたらどれだけ楽か
嫌いになんてなれないし、嫌いたくもない
そんな中でも
私の落書きを褒めてくれたのが嬉しかった
仕事の話を長々してくれたのも嬉しかった
5日ぶりくらいに目を見て少し長く会話ができた。
1番は私の握ったおにぎりを
「おにぎりもってこう」って仕事に行くのに自分から持って行ってくれた事。
悲しかったのは
起きてる桔平に一言も話し掛けずに、家を出た事。
家を出る前
キスケと彼と私の会話で
キスケ「見た?しょーちゃん、ママたんが書いたやつ」
「見たよ、上手だよね」
キスケ「ねー、ママたん。今日はイカルド書いてよ!」
私「あのタコ?いいよ」
「ピトー書いてよ。俺が帰ってくるまでに書けないと思うけど王直属護衛軍とか、3体いるけど」
私「むずいわ」
キスケ「にゃんことムキムキとちょうちょ!」
てのがあったんだけど
まぁ、書いたよね。
見て書いても服とかよくわからんくなる。
雰囲気は出てるはず…。
画力は中学から何も変わって無い。じゃんねん
届いた薬が少しでも彼に効けばいいな。